ドイツ代表の24年ぶり4度目の優勝はほぼ約束されている

1ヶ月にわたって繰り広げられたサッカー祭りも明日で最終日を迎える。ドイツ国民にとっては、24年ぶり4度目の優勝を決めるべき日となるはずで、明日の21時からは優勝の瞬間を見ようと皆がテレビに釘付けになる筈だ。そして、その明日の相手はアルゼンチンだ。

南米でヨーロッパのチームは勝てないというジンクスがあるとはいえ、ドイツの有利は動かないと見られている。はっきり言えば、ドイツ贔屓の私が言うのも恐縮だが、負ける要素は殆ど無いという感じさえある。つまり、余程の下手を打たない限り明日の勝利はすでに約束されている。

アルゼンチンは守備を固め、メッシの一発にかけて来るはずだ。圧倒的な総合力を持つドイツに特にこれといった策もなく、無謀な真っ向勝負を挑み玉砕したブラジルは完全な反面教師となるだろう。アルゼンチンはブラジルよりはやや上であろうが、ドイツはメッシを組織的に封じ込めるための策は既に構築している筈だ。

この、エース殺しとも言うべき策はドイツの十八番といってよく、4年前のW杯でもメッシを完璧に封じ込め4-0で粉砕した。同様に世界最高の選手と言われるポルトガルのロナウドも、ドイツはグループリーグの試合で完璧に抑えこむ事に成功した。どちらかと言えば、どうやって得点を取るかということが問題となってくる筈だが、日程的に有利なドイツは得意の早いパス回しで体力を奪いにかかるだろう。

ドイツはポゼッション、カウンター、セットプレー、ミドルシュート何でもござれで、どこからでも得点できる上に、不安視された守備陣も試合を追うごとに安定感を増してきた。特に穴と目されていた左SBのヘーヴェデスが、試合を追うごとに慣れてきたのか極めて堅実な仕事をしており、もはや穴は無い。

怪我明けで低調なパフォーマンスだったケディラも尻上がりに調子を上げ、ラームが右サイドに入ることで万全の状態で決勝に臨める。その上、クローゼはW杯の得点記録を塗り替え、ミュラー、クロース、フンメルス、ノイアーは今大会出色の出来だ。ドイツが勝てば彼らの中からMVPが出るだろう。まあ、本音を言えば私はノイアーの飛び出しには密かに不安を感じるのだが…、これは、たまに失敗する事がある。

欲を言えば、私はエジルがもっと輝いてほしい。私はエジルの大ファンで、その魔法のようなパスに何度驚嘆したかわからない。今回はエジル自身の調子が今ひとつというのもあるが、レーヴが今大会彼をあえて本来の中央ではなくウイング的な位置で起用しており、ややシステムの犠牲になっているのもあるだろう。自由に動ける範囲もやや限定され、サポートの少ない場面も目につく。しかし、彼がボールを持つたびに、ワクワクするのは私だけでではない筈だ。

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