わかってはいたが、空港のサービスは不親切だ

先週の金曜日に日本に飛び立つ知人をミュンヘン空港に送っていった。時間には余裕を持って行ったはずだが、先週からバカンスシーズンも始まっており、金曜日ということを考慮に入れるのを忘れていた。折しも北ヨーロッパの休暇が終わるらしく、ミュンヘンから北へ帰る人が大勢いたらしい。酷い渋滞に巻き込まれてしまい、予定より一時間も遅れて空港に着いてしまったのである。

着いたら直ぐにチェックインしたいところだが、カウンターが見つからない。運悪くオンラインチェックインも出来ないパターンのブッキングだったので、空港でしなければならないのだ。取りあえずカウンターが何処にあるのか空港のインフォメーションサービスに聞いてみたところ、チェックインカウンターは出発の3時間前に開かれているとのこと。しかし、既にカウンターは閉まっている。

困ったので、一体どうしたらよいのか聞いたところ、貴方の好きなようにしろとの返事が返ってきた。私はさすがにこれほど不親切な返事が帰ってくると思ってなかったので呆気にとられたが、こんな所で文句を言っても自分の首を絞めるだけなので、諦めて解決を探すようにした。結局、ルフトハンザの自動発券機で試したところ発券出来たので、なんとか間に合った。多分荷物を預けてしまえば、遅れても多少は待ってくれるだろう。もちろんそれで良いとは思わないけれど。

しかし、わかってはいたが、改めて空港のサービスは絶望的に不親切だと思った。断っておけば、私は何もこの職員が私らを救う義務があるとは思っていない。むしろ逆だ。しかし、助ける責任はなくても空港に勤める者ならば、どこへ行ったら良いとか、誰に聞けば良いとか、その辺に歩いている一般人よりは知っているだろう。私の訊きかたも悪かったかもしれないが、普通あんな風に言うかなあ。そもそもインフォメーションカウンターは、空港で困っている人を助けるために設置してあると思うのだ。

まあ、あちらにして見れば変に親切な言葉をかけることによって責任を擦りつけられたくないだろうし、こういう時には突き放すのが正しいと思っているだろう。当然今回は私の自業自得であるし、次回もどっちみちミュンヘン空港を使わざるを得ない。それに、この人間的な親切さを除けば、ミュンヘン空港はコンパクトで分かり易く、おしなべて良くできていると思う。何やら悔しいが、こういう憎らしいまでの効率の良さが私的にはドイツらしいと言っておこう。しかし、私の感覚だとここ数年かかなりマシになったとはいえ、得に空港をはじめとした公共機関の人間の不親切さにはドイツ人自身も辟易している。たとえ相手を助けられなくても、温かい人間味のある対応はここドイツでも評価されるとだけは言っておきたい。

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