FCバイエルン、FCロストフにまさかの敗戦を喫する

おそらく今年のCLで最弱を争うチームであろうFCロストフと、ここ数年の実績で言えば欧州最強チームの一つに数えられるFCバイエルンの試合に興味を持つものは少ないだろう。私はアリアンツアレーナで両者の第1戦を生で観戦したが、誰がどうみてもロストフは余りにも弱くバイエルンは5-0で勝利した。今日の第2戦はロストフのホームで行われるとはいえ、まさかバイエルンが負けるとは誰が考えただろうか。しかし、そのまさかが起こってしまった。ロストフはバイエルンに3-2で勝利したのだ。ネットを見たら予想通りファンの怒り狂うコメントを読むことができる。

私も例によってバイエルンが余裕で勝利すると思っていたので、テレビも観ていなければラジオも聴いていないしテキスト速報も追いかけていない。そんな私が言うのも恐縮だが、バイエルンは相手をナメていたとしか思えない。試合後のレポートを読むとボアテングが2度も失態を犯してロストフに得点を献上したらしいが、私の知る限りボアテングが1試合に2度も致命的なミスをするなど殆ど考えられない。一体何が起こったのであろうか。監督のアンチェロッティはこの試合多くのポジションで控え選手を先発させているとはいえ、それは今後より強い相手との対戦を控えている事を考えれば当然だろう。当たり前だがそんな事は一切言い訳にならない。そして私もこのバイエルンの敗戦に怒り狂っている人間の一人だ。

何故なら、多くのサッカーファンがそうだと思うが、私は12月の初めにアリアンツアレーナで行われるバイエルン対アトレティコのグループ1位を賭けたガチンコの対決を楽しみにしていたからだ。しかし今日バイエルンがロストフに敗れたことによって、ほぼアトレティコの1位抜け、バイエルンの2位抜けが決まり、私が楽しみにしていた対決は消化試合になってしまう可能性が限りなく高い。なんて事だ。私にとって暗くじめじめした11月から12月の楽しみはサッカー観戦くらいなもんだが、その楽しみがFCバイエルンは今日の敗戦で台無しになってしまった。

そう言うわけで消化試合になりそうな次節のアトレティコとの対戦だが、バイエルンには名門の名誉と意地にかけても全力で勝ちに来るだろうし、そう言う意味でまあ見どころはある。しかし、ロストフでの敗戦によって今年のFCバイエルンの弱体化はもはや誰にも否定できない明らかなものになったであろう。ここ数年間でこれ程までに苦しむFCバイエルンを誰が見ただろうか。私はブンデスリーガはおそらく苦戦をしながらも最後には安定感で劣るドルトムントを振り切って優勝する確率は高いと踏んでいるが、今の状態ならCLは制覇どころか、上位進出も絶望的であろう。グループ2位に甘んじる事により、決勝ラウンドの一発目でバルセロナ、レアル、アーセナル、ユヴェントスあたりの強豪にさらっと負けてジ・エンドになるシナリオが現実味を帯びてきた。

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