余りにも馬鹿げた工事現場の誘導とアウトバーンの事故渋滞に、不快度が頂点に達する

ここ数年の景気の良さもあってかミュンヘン周辺では至るところで渋滞が増えており、私もそれに辟易している事を以前に書いた事がある。そう言う訳で多少金はかかっても飛行機やドイツ鉄道を利用しようと思うのだが、結局目的地が南ドイツであれば車を使った方が最もコスパに優れた移動方法である場合が殆どである。

最近はエア・ベルリン騒動で空の便も当てにならないし、ドイツ鉄道もマシになったとは言え元々あてにならない。その上決して安くはないので、どこかの市街地に乗り換えなしで到着できるパターン以外は使いにくい。やはりアウトバーンが無料である事は絶大なメリットであり、多少の不快さは目を瞑らざるを得ない訳だが、この間さすがに車での出張中に耐え難い経験をしたので忘れないためにも記しておくこととする。

とある街の市街地を通って目的地に到着するべく運転していた私は例によって渋滞にはまり、そしてその道の前方が工事現場の為に封鎖されて先に進めなくなっている事に気付いた。普通、このような工事現場でどこかの道を封鎖している場合、“Umleitung“ = 「迂回」の標識が出ておりそれに従っていく。

しかし、そんな標識もなく私の前後にも続々と車が連なっている。また、対抗車線はなぜか封鎖されておらずこちらも前方から続々と車がやって来る。つまりUターンをして引き返す事も出来ない。では、私を含めたこの行き止まりに迷い込んでしまった車たちは何処へ誘導されていたかと言うと、地下駐車場である。別に誘導されている訳ではないが、単にそこに入るしか選択肢はないのだ。要するに、一旦地下駐車場に入り、チケットを清算したのち、そこから別の道に出て引き返すしかない。

それだけでも馬鹿馬鹿しいにも程があり私は車の中で例によって一人でぶち切れていたが、更に耐え難い事にこの地下駐車場は満杯で入場できないようになっていた。つまり地下に入った所にある入口の遮断機が上がらない状態になっており、車が1台駐車場から出て空きができると遮断機が上がり、1台が新たに入場できる。この為この地下駐車場から大渋滞が発生しており、ここで私は1時間以上はロスした。

しかし、その時間的なロスもそうだが、こんな馬鹿げた罠に嵌められた気分にさせられたのは初めてだ。最近の交通事情がいくら予測出来ないとは言え、ドライバーを馬鹿にするのも程があるだろう。

更に例によって帰りのアウトバーンでは事故による渋滞が発生して、もはやその日の疲労度および不快度はまさに頂点に達したと言える。このアウトバーンの事故による渋滞も酷くなる一方だ。正確な数は知らないが、少なくとも私にはそう感じる。

因みに、アウトバーンで渋滞にはまった場合、“Rettungsgasse”=「救急車両の為の通路」を作らなければならない。例えば3車線の場合は真ん中と一番左の車線の間に通路を作る。これを怠って救急車両をブロックしてしまった場合、最低200ユーロ、最悪320ユーロおよび免停のペナルティが課される。救急車両は必ずしもサイレンを鳴らして走って来る訳ではないので、渋滞にはまった時点でちゃんと通路は開けておいた方が良いだろう。

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