2018/19CL第2節 : 極めて不満の残る内容でアヤックスと引き分けたFCバイエルン

昨日はチャンピオンズリーグ第2節、FCバイエルン対アヤックスの試合を観戦した。FCバイエルンはブンデスリーガの直近2試合、アウグスブルク戦で引き分け、ヘルタ・ベルリン戦で敗れており調子が下降気味である事を窺わせる。今年から監督がニコ・コバチとなり、最大の目標であるチャンピオンズリーグの制覇に向けてその戦いぶりが注目された。但し、この時期に一旦調子が落ちるのはここ数年同じ傾向でもあり、例年ならばチャンピオンズリーグではキッチリと結果を残すのがFCバイエルンでもある。

スタメンはGKにノイアー、4バックに右からキミッヒ、ボアテング、フンメルス、アラバ、アンカーにマルティネスを、その前方に右からロッベン、ミュラー、チアゴ、リベリー、1トップのFWにレヴァンドフスキを据えた4-1-4-1のシステムである。若干の流動性はあるが、概ね例年と変わらないシステム、メンバーである。一部やや高齢化が目立つとは言え、去年ほぼ一年丸ごと不在だったノイアーが復帰してきたことは明るい材料だ。

試合が始まるとホームのバイエルンはいきなり攻勢をかけ、前半4分に早くも先制する。左サイドロッベンのクロスにフンメルスが後方から飛び込んだ。ミュラーが前線でかく乱してスペースを作り、レヴァンドフスキが相手守備陣を引き付け、完全なフリーとなったフンメルスの鮮やかなヘディングシュートだった。ここから15分までは完全なバイエルンのペースで試合が進む。

しかし、ペースダウンしたバイエルンは22分、左サイドリベリーの緩い守備から中央を突破され同点に追いつかれる。ここではボアテングとフンメルスの両CBがつり出されており、完全に守備陣が崩された形となった。

同点に追いつかれたバイエルンはここから地力の差を見せて試合を支配したいところだが、完全に攻めあぐねる。ボール支配率もほぼ互角、或いはアヤックスの方がパスが良く回っている印象である。アヤックスは終了間際にも正面からのミドルシュートを放ち、これはノイアーが横っ飛びでセーブした。バイエルンにとって完全に尻すぼみの前半であった。

気を取り直して後半に臨みたいバイエルンだったが、寧ろアヤックスの動きが更に良くなる。それどころか、アヤックスは開始早々立て続けにチャンスを得て、あわや勝ち越しかと思わせた。バイエルンは徐々に試合を落ち着かせて盛り返すものの、決定的なチャンスは全くといって良いほど得られない。殆どはコーナーキックとなり、これも例によって跳ね返される。

一方のアヤックスは72分に素晴らしいコンビからゴール正面で決定的なチャンスを得た。これは焦って強く蹴り左に外したが、冷静にノイアーの頭越しに緩くフィニッシュしていれば間違いなく得点だった。

バイエルンの攻めの色が変わったのは両翼のロッベン、リベリーに代えてハメス・ロドリゲスと若手のニャブリーを投入して以降だ。これでバイエルンは両サイドのドリブル、クロスに頼った攻めから中央を細かいパスワークで相手を崩しにかかり、77分にこの2人のコンビから決定的なチャンスを得た。しかし、これも相手GKセーブされ、これがこの日のバイエルンが唯一相手を中央から崩しきった場面であった。逆にアヤックスは試合終了間際、バーに直撃するフリーキックを放ちバイエルンをあわや敗戦寸前まで追い込んだ。

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