ミュンヘン市街からもディーゼル車の締め出しが本格的に検討されつつある

私が知ってる限り、ドイツでは既にシュトゥットガルトが2018年からのディーゼル車の締め出しを予定している。ミュンヘンはそこまで極端な措置取らないと思っていたが、どうやら本格的にディーゼル車の締め出しが検討される模様だ。これは市街の窒素酸化物がEUの上限値を大幅に超えている事を受けて、ミュンヘンの市長が発言したものだ。

仮にミュンヘン市街から全てのディーゼル車を締め出すとなると、ミュンヘン市内で登録されている車の40%がこれに該当する。更に市外から通勤でミュンヘンに来る車も多数これに加わる。以前紹介したが、ミュンヘンは市外からの通勤者がドイツ全土で一番多い。そして車で来る場合、それらの多くはディーゼル車である。安いから当然だ。そう言う訳で早急な締め出しをするとなると、経済的な損失は計り知れない程大きな物になる。

しかし、市長曰く、

So sehr ich mich freuen würde, wenn es ohne solche Verbote ginge, so wenig sehe ich, wie wir künftig weiter ohne Sperrungen auskommen werden.


このような禁止措置なしで上手く行けば非常に喜ばしいことだが。締め出し無しでどうやって上手くいくか、私には全く見通しが立たない

とあるように、これは遅かれ早かれ確実にやって来る。

今後も私がドイツに留まればの話だが、私もディーゼル車の利用者としてこれは真剣に考えるに値するだろう。ドイツは今後電気自動車を普及させる方針でおり、ドイツのメーカーならBMWのi3やVWのE-Golfなどは取り敢えず額面を見る限り300kmくらいは走ってくれる。

しかし、この程度の航続距離で100KW前後の出力のコンパクトカーで最低約3,5万ユーロもする。大きな車となると全てTeslaで最低8万ユーロだ。そんな糞高い車など庶民はとても買えない。普及はまだまだ先だと思わざるを得ない。

そう言う訳で取り敢えず、多くのドライバーがハイブリッド車を利用することになると思われる。ハイブリッド車に関して言えば、ざっと見た限りトヨタのラインナップが他を大きく引き離して最も充実しており、価格や性能からいっても最も選ばれる選択肢になるに違いない。ハイブリッドは電気自動車が普及するまでの繋ぎの技術などと言われるが、ドイツは電気自動車に関していえばどう見ても後進国なので、今後しばらくはハイブリッド車の需要があると思われる。