ブンデスリーガがプレミアリーグに挑む、UEFAチャンピオンズリーグ16強

そして我がFCバイエルンはドルトムントvsトッテナムから1週間後の2月19にリバプールと対戦する。現在プレミアリーグでも首位をキープするリバプールは昨年のCLも決勝に進出した。チームは現在ドイツ人監督として最高とも言える元ドルトムント監督ユルゲン・クロップが率いており、FCバイエルンの特徴も知り尽くしている。現在考えられうる最強の相手と言って良いだろう。

はっきり言えば、さすがのFCバイエルンも今年に関していえばリバプール相手に勝ち抜けは難しい。少なくとも私はその前提でいる。とりわけ、バイエルンの守備陣には大いに不安がある。アラバ、キミッヒはともかくフンメルス、ボアテング、ズューレがリバプールの攻撃陣を抑え切れる姿は想像できない。

更に不安なのはGKノイアーが昨年に引き続き再び離脱している事だ。ノイアーは右親指を負傷しているとされ先週のレヴァークーゼン戦を欠場した。怪我の程度についてはっきりとした事は分かっていない。

仮にノイアーがリバプール戦を欠場するなら、代役を務めるのは昨年に引き続きスヴェン・ウルライヒになる。ウルライヒの能力に関して私は多くはコメント出来ないが、ウルライヒは先週のレヴァークーゼン戦で4本のシュートで3失点しており、昨日もシャルケ戦もハイライトを見る限りかなり不安定な印象を受けた。

更に昨年はCL準決勝のレアル戦で、あり得ない後逸を犯しバイエルン敗退の直接的な要因となった。あのミスは能力とは関係ないブラックアウトとはいえ、不安が無いと言えば嘘になる。まあ、ノイアーと比べるのは余りにも不憫とだけは言っておきたい。このところノイアーの負傷が増えており、ウルライヒは世界で最も損な役回りを演じざるを得ないGKと言える。

後半戦ここまでのFCバイエルンでポジティブな面があるとすれば、それはレオン・ゴレツカがフィットしてきた事だろう。ゴレツカはセントラルMFながら既にここまで4得点を挙げている。とりわけ、レヴァークーゼン戦での先制点は秀逸で、ゴレツカは相手のカウンターを驚異的な走力からのタックルで防いだ後、相手陣内へ後方から飛び込み頭で決めた。

屈強な体格と高い技術、スピード、テクニック、ダイナミックさの全てを兼ねて備えたゴレツカはミヒャエル・バラック以来の大型セントラルMFだ。ここ数年は小手先の技術に走り消極的なプレースタイルの印象を持っていたが、その才能が開花に近づきつつある事を窺わせる。リバプール戦もスタメンで出場する事が予想されるので、個人的にはかなり注目している選手だ。