いつもは静かなドイツ人も、ハンドルを握れば豹変する (Roger Cicero „Hinterm Steuer“より)
日本で昨今問題視されている「煽り運転」は、高速道路が時速無制限の国ドイツでは残念ながら日常茶飯事である。これを揶揄した曲が存在するので紹介したい。Roger Ciceroの”Hinterm Steuer”である。
日本で昨今問題視されている「煽り運転」は、高速道路が時速無制限の国ドイツでは残念ながら日常茶飯事である。これを揶揄した曲が存在するので紹介したい。Roger Ciceroの”Hinterm Steuer”である。
飛行機の搭乗の際に狭い通路で渋滞が発生するのはお約束だが、ルフトハンザは“Wilma“方式の採用で時間短縮を目指す。現在多くの航空会社が採用している「後ろの席からの搭乗」は実は最も効率が悪い事が知られている。
差別を理由にドイツのアウトバーン有料化を阻止したオーストリアだが、更にチロルの国道を封鎖し、旅行者に有料高速道路の利用を強制している。今度はドイツがオーストリアを差別だと捲し立てる事態となった。
ドイツのドライバーは外国の高速道路料金を払うのに、外国のドライバーはドイツのアウトバーンを無料で利用できる。これを不公平だと捲し立て、外国人にのみアウトバーン有料化を目論んだCSUの姑息なプロジェクトは敢え無く却下された。
2020年以降販売される新車には、自動でスピードを制限時速に落とす機能や、事故データを記録したブラックボックスの設置など、合計およそ30にも上るハイテク運転支援システムが義務化される。
ドイツの歴史的失敗プロジェクトの呼び声も高いベルリン新空港の建設だが、ここにきて2020年10月の開港も危ぶまれている。業を煮やしたドイツ交通省も空港側にこの実現の可否を問い正したとされる。
飛行機のチケットは高額だが、時と場合によっては欠航することがある。ここドイツでは天候や機材のトラブルの他にも「ストライキ」という原因で空の便に甚大な影響をもたらす事がある。
多くの区間が時速無制限であるアウトバーンでは、当然時速制限のある高速道路よりも事故の確率が高くなる上に、環境にも悪い。国民の約半数がアウトバーン全区間での時速制限導入に賛成している。