遂に新型コロナに感染してしまった感想

しばらく忙し過ぎて全く更新できてなかったのだが、そうこうするうちに新型コロナに感染してしまったので、感想を記しておく。私の身の回りの人は既に感染した人が大勢いるので、今更自分が感染した事に全く驚きはないし、寧ろここまで感染なしで来たことが奇跡的と言う認識である。因みに私は既にワクチンを3回接種済みである。

発端はまず上の子が学校から帰った熱を出し、翌日に自宅でテストキットで検査をした結果陽性となった事である。直後のPCRテストでも陽性が出た事で、遂に家族内で公式に新型コロナ感染者が発生した。こうなると気の毒だが上の子は可能な限り隔離し、私を含めた他の家族はFFP2マスクをつけての生活となった。

現在のドイツのルールでは濃厚接触者であっても陰性である限り外出禁止などの措置はない。私も一応下の子及び妻とPCRテストに赴いたところ全員が陰性だったので、私も翌日は通常通り出社し、下の子も幼稚園に登園した。

しかし、陰性だったハズの下の子が幼稚園で熱性けいれんを発症し救急車で病院に運ばれると言う緊急事態が発生した。その病院で行った抗原検査の結果、その下の子も陽性である事が判明した。

病院で下の子に付き添ったのは妻だったが、私も2人を病院へ迎えに行った事で、もはや我々両親の感染も決定的となった。案の定まずは私が陽性となり、翌日には妻も陽性、家族全員が新型コロナ感染者となった。

感染が確認された日は特に症状もなく、私は自宅で仕事が可能だったが、夜になると急に体温が上がり始め40度近くにまで上がった。強い頭痛に加えて、喉が酷く痛んだ。熱はおよそ3日間ほどで下がり、発症から7日後に抗原検査でテストで陰性結果が出たが、その後も咳や鼻水といった通常の風邪の症状はしつこく残った。

妻も私より若干遅れて発症し、概ね似通った症状の模様だった。感染したのはオミクロン株で、総じて感想を言うならば「かなり強力な風邪」だったという印象である。これは多分軽症のうちに入るだろうが、それなりにしんどかった。

しかし、一番肝を冷やしたのは下の子が熱性けいれんを発症した事だ。熱性けいれん自体は幼児によくある病気だそうで、それ程心配するには及ばないそうだが、そうだと分かるまでは酷く不安になった。急激に体温が上がる事は注意するに値すると思われる。

また、家族全員が陽性になれば当然皆が家に閉じこもる事になり、買い物にも行けない。現在のバイエルン州のルールでは陽性確認後、5日間は外出してはならない事になっている。これが著しく不便なのは言うまでもないが、5日目を過ぎた時点で過去48時間症状がなければ再び外出しても構わない。その際にテストなどは特に不要で、マスク着用の義務も殆どの場所で解除されている。

まあ、そんな適当なルール故にここに来て再び感染が広まっているのだろう。おそらく、夏のバカンスシーズンが終われば再び新たなルールで締め付けが来る。これに加えて、酷いインフレとエネルギー不足の悪影響が顕著になってくる事は間違いないので、今年は色んな意味でかなり厳しい冬になるだろう。