ドイツ語の”pf”の音はどうやって発音するのか

ドイツ語の発音の中で一般的に日本人にとって最も難しいと思われるのが”R”の発音であるが、個人的にはドイツ語特有の音である”pf”も難関であろう。学習者は知っての通り、これは「プフ」ではない。”P”と”F”を同時に発音するような音であり、当然日本語にはない。ドイツ語には多くの”pf”を含む単語があるので、これは是非マスターしておきたい。”pf”を含む単語の例を挙げると:

Kopf, Pfeil, Pfarrer, Dampf, Pfeffer, Topf, Knopf, Pferd, Pfanne, Pflicht, Pflaume, Pflanzeなど、多くの基礎的な単語に”pf”が含まれる。

そしてこの”pf”をどのように発音するかであるが、私がこれまで教えてもらった中で最も分かり易かったものを紹介する。それはにらめっこをした時に、思わず吹き出して「ぷっ」と笑ってしまった時の音が”pf”であると言うものだ。

これは私が初級者の頃にきいたもので、どこで誰から教えてもらったかもはや忘れてしまった。しかし、私にとってこれ以上分かり易く、かつ実践しやすい説明は無く、今でも良く覚えている。

“pf”はドイツ語独特と言われ、この音を出す事が難しいのに加え、日本人の場合、発音が弱くなる事が多いのではないか。昔ドイツ語の授業で、「ドイツ語は馬と話す言葉」などと言われていることを聞いたことがある。その通りドイツ語の発音は結構力がいる。喉の奥から出てくるような音や、息を勢いよく出すような音が多い。

かと言って、これは単に声を大きくしたり、はっきりと話す事とは違う。力んで発音するとかえって不自然な響きになり、流暢に言葉が繋がらない。私の経験上言える事は、とにかくまずリラックスする事が大事である。あくまで私の場合、力が抜けてリラックスすればドイツ語に必要な声帯や筋肉を使って自然に落ち着いて発声できる感覚がある。なので私は大事な話をする場合、十分に準備して重要な単語をメモし、コーヒーを飲んでリラックスした状態で話すようにしている。

それはさておき、”pf”の発音に話を戻すと、日本人の場合「プフ」にならないようにする事に加え、”P”のみになったり”F”のみにならないようにする事も大事である。FahrerとPfarrerやPfeilとfeilのように聞き間違え易い単語もあるので、この辺はしっかりと区別して発音できるようにするべきだろう。

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