ディーゼル問題

政治

近い将来、ドイツにも炭素税が導入されるだろう

現在のドイツは環境に良い行動をすれば高くつき、環境に悪い行動をすれば安くつくシステムになっている。多くの反対がありながらも、CO2の大幅な削減を実現する為に炭素税は確実に導入されるだろう。
交通

2022年以降、新車にハイテク運転支援システムが義務化される

2022年以降EUで販売される新車には、自動でスピードを制限時速に落とす機能や、事故データを記録したブラックボックスの設置など、合計およそ30にも上るハイテク運転支援システムが義務化される予定だ。
交通

アウトバーン、全区間での時速制限導入が議論される

アウトバーンの7割の区間は時速無制限だが、Co2排出量削減のために全区間に120キロの時速制限導入が議論された。国民は賛成派と反対派がほぼ50%ずつ真っ二つに分かれ、議論は感情的な意見も混じりかなり過熱した。
経済

長期間続いたドイツの好景気も終焉に近づきつつある

ドイツの好景気は既に36四半期続いているとされ、これは1970年以降最長に匹敵する。しかし、Ifo指数やドイツPMIの数値は低下しておりピークは過ぎた感がある。今年の経済成長率も1,8%から1,6%程度に下方修正された。
政治

AfDの陰で劇的な躍進を遂げているドイツ緑の党

AfDの陰に隠れがちだが、現在ドイツでは緑の党が劇的に支持を伸ばしている事も忘れてはならない。環境問題が重要なテーマになりつつあるのに加え、CDU/CSU連合、SPDからリベラル層の支持を奪い取っている。
交通

ミュンヘン、ドイツで最も空気が汚い都市の称号を得る

ドイツ人と言えば環境意識が高いというイメージがあるが、都市部の空気の汚さで言えばドイツは完全なEUの問題児である。問題となっているのは主にディーゼル車が排出している窒素酸化物だ。
交通

ミュンヘン市街からのディーゼル車締め出しが検討される

ミュンヘン市内の窒素酸化物による大気汚染はEUの上限値を大幅に超えており、その主たる要因がディーゼル車だと言われている。しかし、全体の4割を占めるディーゼル車を締め出すのは簡単ではない。
交通

現在のドイツ社会の問題を象徴している”Pendler”の増加

Pendlerとは職場と自宅が別々の市町村にあり通勤する人のことを指す。その中でもトップはミュンヘンで355,000人が別の市町村から仕事に通っており、2000年から比較して21%も増加した。
交通

人気だったディーゼル車が大都市から排除されつつある

ドイツではこれまで自家用車にもディーゼルが普及していた。燃費が良いだけでなく税制上の理由からも圧倒的に安いからだ。しかし、フォルクスワーゲンの不正以降、そのトレンドは一気に変わりつつある。