難民問題

ドイツ語

2021年ドイツでもっとも醜悪な言葉は”Pushback“

2021年の"Unwort des Jahres"はPushback"と言う英語に決定した。基本的に何かを押し戻したり、後方に動かすと言う意味になるのだが、ここでは難民を違法に押し戻す行為が対象になっている。
政治

16年の長期政権を築いたアンゲラ・メルケル、遂に政界から退く

ドイツ史上2番目となる長期政権を築いたメルケルは数々の危機の中、現代でも賛否両論分かれる大きな決断を下してきた。引退後は自らの政治におけるバイオグラフィーを記す事を明らかにしている。
ドイツ語

2020年ドイツで最も醜悪な言葉は“Rückführungspatenschaften“と“Corona-Diktatur“

2020年の”Unwort des Jahres”が先週発表された。正しいようで実は差別的、非民主的、非人道的であり、世間に著しい誤解を招く造語が選ばれる。今年は初めて2つの言葉が選ばれた。
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政治

新型コロナ騒ぎの傍で復活した「難民問題」

新型コロナ騒動の傍で難民問題が再び大きな政治テーマになりつつある。これまで多くの難民を引く受けてきたトルコがEUへの国境を解放し、難民がギリシャに殺到する事態となっているからだ。
政治

旧東独での難民に対する犯罪確率は、旧西よりも圧倒的に高い

旧西に比べて、過去より外国人との関わりが乏しかった旧東ドイツの州では難民、亡命者に対す犯罪確率は10倍も高くなるともいわれる。理由は東西の経済格差ではなく、外国人への理解や共感の差だとされる。
政治

難民問題で完全に分裂した街、ザクセン州ケムニッツ

旧東ドイツ、ザクセン州の都市ケムニッツで難民がドイツ人に対する殺傷事件を起こし、これでネオナチの暴動に火が付いた。依然としてドイツ全土から警察が動員されており、緊迫した状態が続いている。
政治

メルケルvsゼーホーファー、難民問題で亀裂が深まるCDUとCSU

本来姉妹政党であるCDUとCSUだが、難民政策の方針の違いで対立が深まっている。CSU党首ゼーホーファーはAfDに奪われた票を10月の州選挙で取り返すべく、アンチ・メルケル路線を前面に押し出している。
政治

ドイツ難民問題を更に厄介にする、連邦移民・難民庁の汚職疑惑

ブレーメンの連邦移民・難民庁が多くの亡命者、難民に不正にドイツ滞在許可を与えていた事が明らかになったが、これは氷山の一角の可能性がある。難民政策自体への反発も再び大きくなるのは間違いない。
政治

「イスラム教はドイツの一部」という発言を巡って繰り返される議論

イスラム教はドイツ社会に属するか否かという堂々巡りの議論が続いている。発端は2010年ドイツ大統領クリスティアン・ヴルフが演説において、イスラム教もドイツの一部となったと発言したことだ。
政治

難民の流入を制限しても、ドイツへの移民は増えていくだろう

CDUとCSUは難民の受け入れ数を基本的に年間20万人以内に抑える事に合意したが、これは現状では形骸的な措置だ。寧ろ専門性を持った労働力の不足で今後外国人の数は増えていくと思われる。